5月17日(火)にハートピア京都で開催されました「第178回理事会」において、京都府消費生活安全センターの木戸相談員から、「悪徳商法・詐欺が高齢者を狙っています!」と題して、高齢者の消費者被害について、府内の現状と被害にあわないための対応を、わかりやすくお話しいただきました。
その概要について紹介します。
■高齢者の消費者トラブルの特徴
一方、高齢者は、情にもろく、優しい言葉で誘う人を信じ込むなど、騙されたことに気付きにくい傾向があります。また、被害に遭っても「恥ずかしい。」「知られたくない。」と思って、相談しない傾向があります。
■高齢者に多い消費者トラブル
60歳代以上から寄せられる相談は「通信販売」が最も多く、年齢が上がるにつれて「訪問販売」や「電話勧誘販売」が多くなっています。
消費者トラブルは人ごとではありません。自分は大丈夫と思い込まず、日頃からいろいろな消費者トラブルについて知っておきましょう。また、高齢者のトラブルを防ぐには、周囲の方の見守りも重要です。不審な電話を受けた時の対処方法や、どこに相談するのかなどを周囲の人と話し合っておきましょう。
不安に思った場合やトラブルになった場合は、できるだけ早く最寄りの「消費生活相談窓口」に相談してください。