2022年3月14日月曜日

「個人会員制度」を活用した会員増強の取組事例を発表!

 

3月4日、市町村老連等の役職員30名が参加して「市町村老連会長・事務局会議」が開催されました。

会議では「個人会員制度」を活用して、会員増強に取り組んでいる連合会(久御山町、福知山市、長岡京市)から、それぞれ取組事例が発表されました。

「個人会員制度」とは、クラブのない地区や解散してしまった地域の高齢者を対象に、個人でも連合会主催の研修会やスポーツ大会等の行事に参加できるしくみです。

府老連では、会員減少に歯止めのかからないなか、今回の発表をきっかけに、多様な加入促進の取り組みが広がっていくことを期待しています。

 

 福知山市「自由クラブ」の取組事例

居住地に単位クラブが無い人の受皿となる「自由クラブ」を、令和2年度に本部直轄で設置し、市老連の行事や活動に自由に参加できる制度です。

「自由クラブ」への加入をきっかけに、地域の単位クラブにも加入するケースも多く、クラブ加入の入口を複線化することで、会員増にもつながっています。

また、「自由クラブ」に参加することで行事への参加はもとより、事業運営の「サポーター」としても活躍いただいています。

各地域の「単位クラブ」と、市内全域を対象とした「自由クラブ」の複線のルートで、加入促進を図るとともに、事務局機能の拡充にもつながっています。

 

 長岡京市「セーブクラブ」の取組事例 

単位クラブのない地域の人の活動の場を提供するため、「セーブクラブ」と名付けて、第1から第4までの4つのクラブが活動しています。

10年前から、①市老連のサークル活動に参加したい人、②スポーツ等の大会に参加したい人、③クラブを復活させたい人など、目的別に市老連が順次募集し、現在、それぞれ30名前後の人数で活動を行っています。

本部から役員を派遣するなど、市老連が支援してきましたが、今では代表者を選出するなど組織体制を整え、いずれのクラブも自主的に運営されています。

    福知山市老連 松本事務局長      やすらぎクラブ長岡京 乕若事務局長


PDFファイル:「個人会員制度」の比較(資料)