2022年6月10日金曜日

会長就任のごあいさつ

 

  (一財)京都府老人クラブ連合会             
        会長 橋本 俊次

山々の緑も色濃く、空には夏雲の漂う季節となりました。会員の皆様には、益々ご健勝にてお過しのこととお喜び申し上げます。

日頃は、京都府老人クラブ連合会の運営に、格別のご理解とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。

私、このたび、去る5月に開催されました理事会におきまして、理事の皆様方のご推挙をいただき、はからずも再び、本会の会長を務めさせていただくことになりました。今さらながらその責任の重大さを痛感しているところであります。

微力ではございますが、役員の方々をはじめ、経験豊かな会員皆様のご協力を賜りながら、本会の更なる発展のために全力を傾注してまいりますので、変わらぬご支援ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。

さて、長引くコロナ禍の影響を受け、市町村老連では、約2年半にわたって活動の自粛を余儀なくされ、このため、新規加入者を確保することが難しくなる一方、活動の停滞により、会員の退会やクラブの解散など、極めて厳しい状況が続きました。

こうしたなか、府老連の会員数は、4,518名の大幅減となり、9.4%の減少率は、府老連始まって以来の過去最大の減少となりました。危機的な状況の中で、クラブの解散・退会の防止に全力を挙げ、会員数を減らさない取組が最重点の課題となっています。     

新型コロナもようやく落ち着きつつあり、会員皆様の意識も徐々にウィズコロナ・アフターコロナへと移りつつあります。

府老連としましては、コロナ禍を理由に安易に事業の自粛や中止を選択しないよう、また、活動の停滞や気力の低下を招くことがないよう、「感染防止と健康維持の両立」をめざした取組を呼びかけてまいります。

コロナ禍の収束が見えない時節柄ではありますが、これまで同様、感染予防を講じながら、人と人との交流の機会を増やし、健康寿命を延ばして「人生100年時代」を楽しく元気に過しましょう。

最後になりましたが、各市町村老連の益々のご発展と会員皆様方のご健勝をご祈念申し上げまして、私のごあいさつとさせていただきます。