11月20日・21日に神奈川県で「第53回全国老人クラブ大会」が開催されました。
参加者は全国から約1,200名、府老連からは橋本会長はじめ11名(男性8名、女性3名)が参加しました。
第1日目 活動発表
●活動発表 発表テーマ「地域の仲間と取り組む老人クラブ活動」
「地域共生社会」の実現にむけて、老人クラブ活動を地域の関係者と一緒に展開していくことが求められています。
今回は、日頃の取り組みを通じて、地域の多様な関係者とともに取り組むクラブ活動について、神奈川県藤沢市、川崎市、奈良県生駒市の各老人クラブから活動発表が行われました。その後、コーディネーターの齊藤ゆかさんから、活動発表を総括して、①居場所のキーワードは、明るい・自由・小さな集団であること、②
食、運動、おしゃり、物づくりなど様々な内容や方法で交流していること、③ 元気で・健康で・笑顔であること、マンネリ化を防ぐこと、若い世代も巻き込むこと、相談に乗ること、社会につなぐことなどの工夫や改革していることなどを通して、「いきいきと生きる」ための活動がされていると、講評がありました。
第2日目 講演・式典
2日目はビッグバンド「コン・アミーゴス(友と共に)」によるジャズの演奏で始まりました。横浜は日本におけるジャズ発祥の地と言われています。ジャズのスタンダードから昭和歌謡まで、熱のこもった楽しい演奏に会場から大きな拍手がおくられました。
●講演
「健康寿命の延伸と栄養・食事」と題して、神奈川県立保健福祉大学の中村丁次名誉学長による講演がありました。高齢者は心身能力が低下するが、残されている心身の機能を活用すれば充実した人生を送ることが出来る。粗食ではなく、楽しんで十分な量の食事をすることにより筋肉と体重をキープし、フレイルを予防することが健康寿命の延伸に繋がることをお話くださいました。
●式典